水痘(みずぼうそう)は、水痘帯状疱しんウイルスによって引き起こされ強い感染力があります。2024年現在おおよそ11歳以上の方は、自費で水痘ワクチンを任意接種していない限り、水痘への免疫がありません。10年前(2014年10月)に、1・2歳児への水痘ワクチンが定期接種化されました。1回の接種で重症化をほぼ防げ、2回の接種で発症を90%程度予防できます(12歳未満の場合)。
ワクチン定期接種化により近年水痘発症者数は減少傾向にありました。しかし川崎市においては、2023年11月下旬から水痘の報告数がやや増加し、一部地域では警報基準値を超えています。 学校保健法ではすべての発疹が痂皮化(かさぶたになる)するまで出席停止となります。ワクチン接種歴がない場合の罹病期間はおおよそ1週間です。水痘は空気感染するためすべての感染症の中で最も感染力が強いです。
水痘にかかった人と濃厚接触していた場合、接触後72時間(3日)以内に水痘ワクチンを自費接種することにより、約85%で発症予防・発症した場合も症状の軽症化が期待できます。
*水痘ワクチンが在庫切れで当院では即日接種できない場合がありますので予めご了承ください。(8,000円+税)
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