当院では【トレチノイン】を、お顔全体に塗布できるよう処方・指導しております。
【トレチノインとは】
ビタミンA活性体で究極のトータルアンチエイジング治療外用薬です。化粧品では得られないような強力な効能があります。
・シミやくすみを薄く
・肌のコラーゲンを増やす
・ニキビの改善
・毛穴、小じわの改善
一般販売はされておりません。院内製剤として皮膚科医が調合処方しております。
トレチノインは強力に表皮の代謝を促すことにより以下のレチノイド反応という副反応が、多かれ少なかれ全員におこります。このため医師の指導の下使用します。
【レチノイド反応】
・一時的に角質層が薄くなり、皮むけ、ヒリヒリ感、保湿剤がしみる、敏感肌になる等。
反応は個人差があります。開始2日目位から始まり2週間程度で落ち着くことが多いです。レチノイド反応が強い間は毎日ではなく1~3日おき程度の塗布としてください。
軽いレチノイド反応は薬の効果が出ている証拠なので、しっかり保湿してうまく付き合っていきましょう。皮むけしたくない大事なイベントがある時は、1週間前から休薬してください。
重要な事として、レチノイド反応が強ければ強いほど美容効果が強くなるというわけではありません。赤み、かぶれ、強いかゆみなどレチノイド反応がひどい場合は、無理せず医師の診察を受けてください。アンチエイジング目的の場合「長い期間、軽い反応で塗っていく」方が美容効果が得られます。当院の医師自身、10年以上塗布を続けております。
*妊娠中の方は使用できません。
【使用方法】
夜、洗顔→しっかり保湿→完全に乾いてから→トレチノインを薄く塗布(→トレチノインが乾いてからさらに保湿クリームを重ねるとより良い)
塗布量は顔全体でも「グリーンピース大」です。少量を点々と顔に乗せてから薄く伸ばします。
多く塗りすぎないでください。目尻、小鼻の脇、口角は皮むけが起こりやすいので避けましょう。目に入らないようにしてください。レチノイド反応が強すぎる場合、1~3日おきの塗布やショートコンタクト法を指導いたします。逆にレチノイド反応を全く起こさない場合は保湿前に塗布する、1日2回塗布する、濃度を高くするなど対応しますので医師にご相談ください。
朝は洗い流してしっかり保湿・日焼け止めを塗ってください。スキンケアは敏感肌用保湿剤や洗顔料をお求めください。(当院では’バリア皮膚科学iniks’をおすすめしており院内でサンプル無料配布しております。https://www.iniks.jp/)
【保管方法】
トレチノインは20度以上の温度や酸素で分解が早まるため、蓋をしっかり閉めて冷蔵庫で保管し、目安として3ヵ月で新しい製剤を処方します。
【価格(税込)】
標準=0.05% 10g:2,750円
弱い=0.025% 10g:2,200円
強い=0.1% 4g:2,750円、10g :5,500円
(できるだけ新しいものを処方するために在庫を大量には置いていませんので、多くお買い求めの合った日など、稀に即日お渡しできないことがあります)
アトピちあき皮膚科
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